肩こり・頭痛
肩こりとは
首、肩、腕周りに何らかの理由で疲労物質がたまる事によって引き起こされる違和感、痛みの事を総称して「肩こり」と言います。
1番多い原因は、ズバリ「疲労」です。
事務仕事などで常に同一姿勢をとり続けたり、繰り返す流れ作業等で同じ筋肉ばかりを使用し続ける事によって、筋肉が血流不足を起こして酸素欠乏状態になったり、疲労物質が蓄積されることにより発生します。
特に女性は男性に比べて筋肉が弱いため筋肉が疲労し易く、女性ホルモンの関係なども相まって肩こりが発生しやすくなっています。眼精疲労、ストレス等も肩こりを引き起こしたり、悪化させたりする一因となっています。
また、疲労とは関係なしに起こってくる肩周辺の違和感、腕のしびれ等は、内臓の病気や骨格、関節の異常が原因となっていることもあるので注意が必要です。
肩こりにならないためには
一般的に疲労が原因で起こってくる肩こりは、体が「休んで下さい」とサインを出している状態なので、作業をいったん中止して違和感や痛みの出ている部分を休めることが大事です。しかし大事な仕事中等には休むことが出来ませんので、筋肉をほぐすように軽めのストレッチをしたり、作業の姿勢を変えるようにしてみて下さい。
コツとしては、机の上より腕を高く挙げる様な運動や体を大きく伸ばす様な運動をしてあげましょう。疲労のたまった筋肉は傷つきやすいので、あまり強いストレッチなどをし過ぎると、逆に炎症を引き起こしたりして痛みが増してしまうので注意して行って下さい。
仕事や作業が終わった後には一日の疲れを取るために、マッサージ等を行うのも効果的です。当院では、独自の痛みを伴わない手法により、優しく、丁寧な施術を心がけ痛みや違和感解消のお手伝いをさせて頂いておりますので、お気軽にご相談下さい。
また、病的な肩こりや腕のしびれ等がある場合には、専門医の紹介なども行っておりますので、ご安心下さい。
頭痛とは
「頭痛」と一言で片付けられてしまいがちですが、実は頭痛にも様々な形態があります。
代表的なものは片頭痛ですが、ストレス過多による心因性頭痛、群発性頭痛、緊張型頭痛、体型により引き起こされる頭痛、脳障害から起こる頭痛など、種類も多様で、体があなたに重要なサインを送っている、最も注意が必要な症状の一つです。
「じっとしていればそのうち収まるだろう」「薬を飲んでおけば大丈夫だろう」と思わずに注意深く様子をみて頂くことが大切です。
頭痛になってしまったら
頭痛の中で最も多いのは、肩こりやストレス、筋肉の疲労や関節の異常が原因で起こってくる「緊張型頭痛」と言われています。この様な場合は、趣味などでストレスを解消したり、疲労を取るために首や肩周りを温めたりストレッチやマッサージを行うと効果的です。
片頭痛は規則正しい生活、十分な睡眠、暗く静かな部屋での安静等が効果的で、激しい運動や強いマッサージなどは逆効果になる事が多いです。この様に治し方も様々ですので、安易に自己判断せずに注意深く様子をみて下さい。
また、普段頭痛が全く無いのに、急に激しい頭痛に襲われたり、めまいがしたり、ろれつが回らなくなったりしたら脳障害の可能性も疑われますので、速やかに専門医を受診して頂くことをお勧めします。
当院では、独自の手法や、はり・きゅう施術により様々な頭痛に対処していきます。患者様のお話に注意深く耳を傾け、患者様一人一人に合った方法で症状の緩和につとめさせて頂きたいと考えております。優しく無理のない施術を心がけていますので、お気軽にご相談下さい。